◆ 契約トラブル

・契約後のキャンセル

たまにいらっしゃいますが、契約後、他に良いクルマが見つかったのでキャンセルしたいという場合があります。

 

民法においては、売買契約は売主と買主が契約内容に合意した時点で成立し、どちらかが一方的に取り消す事は出来ないと規定してます。

また、乗用車は一般的に良く検討してから購入する商品と位置付けられ、特定商取引法及び割賦販売法のクーリング・オフ制度は適用除外となってます。

 

ただ、契約書にキャンセル料の記載が有る場合は、それを支払う事によりキャンセル出来ます。

 

どうしてもキャンセルしないといけない理由が出来た場合は素直に販売側に話して下さい。法律もありますが、理由さえ納得出来れば販売店側も無理は言わないと思います。

 

出来る限りそうならないよう、契約に際しては十分な検討を重ねた上、行う必要があります。

 

・売主側に瑕疵がある場合

売主側に責任がある場合の内下記2点に関しては買主側が一方的にキャンセルできます。

 

1、メーターバック(及びメーター交換)

2、冠水車

 

1)に関しては契約書への記載があれば、当然キャンセルは出来ません。気付かない内に契約書に「走行不明」と記載されサインしてしまえば、キャンセル出来ませんので細心の注意が必要です。

 

・修復歴について

契約トラブルにおいて一番多いのが修復歴についてだと思います。私自身、買取店に居た時は査定に来て初めて発覚するというケースが良くありました。

この場合はどうなるのか?

 

契約直後であればキャンセルも可能ですが、数年後となると厳しくなります。法律上、そのような場合は相当の損害額を販売店側が負担する事になります。

すなわち、修復歴がなければ10万の価値があったが、修復歴の為0円になった場合、この差額の10万が「相当の損害額」となります。

 

後々、このような事が発覚してしまうと非常に嫌な気分になるものです。契約の際は十分に考慮して慎重に行動するべきだと思います。

 

・口約束はしない

契約の際、良くしてしまうのがこの「口約束」です。実際、私もお客さんと良くやってしまいます。。。

 

内容としては、

「サービスでこれ付けときますね。」

みたいな事が多いのですが、これもあまり良くないですね。契約書には特記事項の欄があると思いますので、出来る限り、そちらに記載した方が良いです。言った言わないという事もそうですけど、人間なんで悪気は無くても忘れる事はあるので、

トラブルを避ける為のも文書で残すようにして下さい。

 

 

自動車は高い買い物です。契約の際のどんなにしつこくなろうとも、絶対に100%納得するまでサインはしないで下さい。その説明を営業マンが嫌がるなら買わない方が良いです。お金の事もありますが、クルマは自分や家族の命を預ける乗り物でもあります。絶対に妥協せず、納得いくまで質問して下さい。