中古車販売店の選び方

恐らく中古車を買おうという方が一番迷うのはこれだと思います。

 

 中古車屋さんって、はっきり言って大手から、零細までいっぱいあります。

やっぱり、大手とかディーラー系が安心?

私自身、大手の中古車チェーンに勤めていた経験から、あながちそうとも言えません。

 

中古車の営業職って実は非常に転勤が多い職種なんです。ちなみに今はそうでも無いかと思いますが、私の居た頃の○リバーでは何と3ヶ月毎に転勤がありました。

 

なぜか?これはコーポレートガバナンスの問題なんですが、クルマ屋さんって結構悪い事しようと思うと出来ちゃんうんです。後でお話しする下取車を横流しするディーラーマンもそうですけど、廃車で引き取って転売とか・・・。昔はしょっちゅうありました。だから、地元の業者と仲良くなるまでに次々転勤させちゃうワケです。

 

 

話は逸れましたが、何が言いたいのかと言うと基本的にサラリーマンって今の店に何年も居るワケでは無いんで、目先の営業成績に走る傾向があります。やっぱりノルマってかなりキツイですし、また歩合給が結構多い給与体系という点も影響していると思います。なんで、同僚の目から見てもエグイ事するな~と思う事が良くありました。

 

もちろん、小さい店だから安全という事も言うつもりはありません。

 

クルマの場合、どうしても高い買い物になりますから、失敗したくないと思うのは当然ですが、信用の尺度を店の規模の大小やディーラー系だからなど、そう言ったうわべに頼ると非常に危険だと思います。

ズバリ!!これがポイントです!!

では、具体的に言いましょう。安心な販売店の選び方はズバリッ!!

 

外部の保証会社を活用してる販売店です!!

 

 

外部保証会社とは何か?

 

自動車を購入する場合一般的に保証期間を設けます。1年1万km保証・3年保証等々です。実はこれには2通りあります。

 

1、自社(販売店)での保証

2、外部機関による保証

 

1)は文字通り故障の場合、販売した会社が費用を負担する方法です。

 

2)は生命保険をイメージして貰えば分かりやすいと思いますが、中古車販売店が外部保証機関と契約して、故障の場合はその保証会社から費用が出ます。

 

すなわち、外部保証会社とは販売店と独自の契約を行い、販売車両に関わる保証費用を販売店に代わって拠出する保険会社のようなものです。

 

これにより、販売店は保証費用に関わるリスクを低減出来ます。

一方、消費者側が外部保証機関を導入する店舗で買うメリットは

 

・故障の際スムーズに費用が出る

 

 販売店は自分が費用を負担するワケではないので、故障の際のトラブルは激減します。その上、営業マンがお客さん側に立って保証会社と交渉してくれる為、クルマに詳しくない人でも安心です。

 

 

・納車整備の充実

 

 生命保険同様、外部保証を受ける場合は、規定の整備記録の提出が義務付けられます。納車前に法定点検を受け、悪いところが無い・もしくは修理済みという状態でなければ保証は受けれません。その為、販売店側は必ず定められた整備を行います。

 

 

・販売店が倒産しても保証は継続する

 

有ってはならない事ですが、こんな時代です。最悪の場合は購入後に販売店が倒産するという事態も有り得ます。多くの保証会社ではそう言った場合も保証期間満期まで、近くのディーラーで修理を行う事が可能になります。

クルマは壊れないに越した事はないですが、機械である以上それは無理です。壊れた時の事を考えて店を選ぶ事が重要です。

上記3点以外に

 

・メーターバックの有無

・修復歴の有無

・冠水歴の有無

 

もチェックされます。もちろん、有れば受け付けて貰えません。

 

このように、整備内容・クルマの前歴も購入者に代わって保障会社がチェックしてくれるので非常に安心なんです!!

 

保証会社の活用の有無は販売店へ電話で確認すれば教えてくれます。

保証会社はカービューとかが有名ですね。

 

また、保証機関を利用している店は大抵国産なら1年~3年と比較的長期の保証が付いており、全国どこでも修理が受けれるのが特徴です。探す際の基準にしてみて下さい。

◆ 番外編 プロだって騙されるんです・・・恥

何か分かったような事を偉そうに書いてますが、大きい声では言えませんが、実は私も騙された事があります・・。

 

あれは、数年前の話ですが、私のお得意さんのお客様が旧車の

「フェアレディーZ S130」という車を探してられました。昭和50年後半に発売された車なんで、いろいろ探した結果、ある大阪の業者から仕入れる事に・・。

 

当時このZのグレードは2種類

「2000cc」と「2800cc」でした。特に2800ccの方は、名機L28エンジンと言われマニアの間で人気を博してました。お客様のご希望は2800の方だったので、丁度合致し、実際見に行く事になりました。車両のチェックを行い、無事に代金を払ってご成約となりました。

 

その後、整備を終えお客様に無事納車。メデタシメデタシのハズでした・・。

 

しかし、後ほどお客さんから

「何かおかしい。」と相談が・・。

「馬力が無さ過ぎる」との事。

 

ここで私は2度目のミス。古いクルマなんで経年劣化もあるし、そんなもんじゃないんですかと言ってました。

 

しかし、不審に思ったお客さんがエンジンの刻印を調べたら、何と2000ccだと判明!!

 

ウソ!?だって車検証に2800ccと書いてるしっ!!!!

 

急いで仕入れた店に電話。そしたら「旧車じゃ良くある事よ。そんなの」

 

と開き直る社長。ここで騙された事にやっと気付きました。相手は明らかにエンジンが積み換えられてる事を把握してました。契約書が有ったんで裁判すれば勝てるが、時間と経費を考えると引き延ばしたくは無い。必死に交渉を続けましたが、のらりくらりと埒があきません。途方にくれていると、

ついにお客様が痺れをきらし登場です・・・。

 

実はこのお客様スゴイ良い人なんですけど怒るとかなり怖いんです。見た目は完全ヤクザですし・・・。名誉の為に言いますがカタギです。モチロン。

 

お客様が店に来て、「もういい!!オレにまかせろ!!」と

とにかく電話を繋げとの事でしたので、電話して子機をお客様に渡しました。

お客様はそのまま子機を持ったまま店外へ・・・。

 

何があったかは知りません。しかし、30分後にはエンジンを2800ccに積み直す事で話がついてました・・・。

 

こうして、恥の上塗りを何重にも達成し事件は終わりました。あらゆる意味でプロ失格。今、考えても恥ずかしく、情けない事件でした。